リンゴのシードル&洋梨のポワレ
CIDRE&POIRÉ in Autumn

日本の定番。リンゴのシードル、洋梨のポワレ。フルーティーな香りが楽しめ、低アルコールでシュワッと心地よい泡は、秋の食材との相性も抜群!

いま熱いカテゴリー、シードル。馴染み深いリンゴの香りときめ細かい泡で、毎日の食事にも合わせやすい味わい。

リンゴから造る果実酒、シードル(cidre/仏語由来)。一般的にはリンゴを100%使って、アルコール発酵させて造るお酒です。日本ではもともと、「ふじ」などの食用リンゴの栽培がさかん。それらの品種から造られるシードルは、馴染み深い香りと優しい飲み口で、食前酒としても楽しめて、毎日の食事にも寄り添う味わいです。低アルコールで気軽に飲める銘柄も多いのですが、最近では各ワイナリーが競って熟成やブレンドを工夫し、ワイン通をもうならせるような銘柄も登場しています。またシードルは、設立したばかりの新進気鋭のワイナリーから発売されていることも多いお酒。実はブドウを植樹すると収穫まで数年かかるため、その間に調達しやすいリンゴを使ってお酒を製造して、ワイナリー設備の稼働率をアップさせるという重要な役割を果たしています。若いワイナリーを応援するためにも、どんどん飲んでシーンを盛り上げたいものです。ちなみに日本ではサイダーといえば清涼飲料水のイメージですが、英国でサイダー(cider)といえばこのリンゴ酒のことを指します。

写真左から:
りんご屋まち子のアップルシードル[375ml]/1,540yen(税込)
崎浜ヤンキーシードル 限定ラベル Deep OCEAN[375ml]/1,980yen(税込)
ICHI Cidre 2020/2,420yen(税込)
シードル 2021/1,980yen(税込)

洋梨から造るポワレ。きめ細やかな泡を堪能できる新ジャンルの果実酒は、あまり手に入らないレアさもポイント!

全国でも生産しているところが少ない、贅沢な洋梨のお酒・ポワレ。海外では"ペリー"と呼ばれることもありしばしば見かける果実酒ですが、日本では洋梨の収穫量もそれほど多くないこともあり、まだまだ希少な存在です。wa-syuでは『ウッディファーム&ワイナリー(山形県)』の個性的な2種類のポワレをセレクトしています。山形県は洋梨の生産量が全国の65%を占める名産地。醸造家・金原勇人(かなはらゆうと)氏によると、また洋梨に含まれる糖分の中には酵母が分解できない糖類があり、それによって口当たりがまろやかになるそう。『Premium Poire 2016(写真右)』は、生産量わずか500本のプレミアムな一本。瓶熟46カ月、デコルジュマンを経て瓶内二次発酵で造られた、贅沢を極めたスパークリングワインです。『ぽわぽわポワレ トロワル 2016(写真左)』は、ウッディファームで栽培する、色、香り、味わいの異なる3種の洋梨を使った珍しいポワレ。洋梨大国。山形県の農場だからこそ可能な贅沢なブレンド比率で、ラ・フランス65%、ドワイエネ・デュ・コミス23%、ゼネラル・レクラーク12%使用。タンク熟成を1カ月以上おこなって味が馴染んでから、瓶内二次発酵をおこない、きめ細かい泡を生み出しています。

写真左から:
ぽわぽわポワレ トロワル 2016/2,860yen(税込)
Premium Poire 2016/3,300yen(税込)

RELATED ARTICLE

関連記事

2022.09.13

【耕作放棄地が地域振興の拠点に!サンサンワイナリー】 初入荷!長野県塩尻市の『サンサンワイナリー』で気鋭の醸造家が生み出す、日々進化する日本ワインに出会う!

2022.06.14

【北の大地から初入荷! 雪と野生酵母が育んだ自然派ワイン!多田ワイナリー】 北海道・富良野盆地から『多田ワイナリー』の自然派ワインが初入荷。マイナス25℃の土地で逞しく育つブドウを野生酵母で醸した、極上のワイン体験!

2022.06.01

【復興地域の新たなチャレンジ!『THREE PEAKS』】 wa-syu初、岩手県大船渡市のワイナリー『THREE PEAKS(スリーピークス)』が仲間入り! 日本でいちばん海に近い醸造所が発信する、やさしくなれるワインとは?

TOP