ブドウ品種を楽しみながら。オレンジワインの味わいを、もっと深掘り!
オレンジワインの人気は衰え知らず!その美味しさにハマった人は、次はブドウ品種で選んでみるのもおすすめ。同じオレンジでも異なる味わいに注目。
オレンジワインとは何か? をあらためて。美しい色と味わい深さ、使い勝手の良さのヒミツとは?
オレンジワインは、白ブドウを皮ごと使った、美しいオレンジ色〜琥珀色が楽しめるワインです。赤ワインを造る工程のように、白ブドウの果実を皮と一緒に数日間浸しておくのが、その造り方の基本。果汁にタンニンを移すことで、豊かな香りや奥深い渋み、美しい色が楽しめるワインになるのです。古くは東欧・ジョージアで8,000年前ほど前には作られていたと言われています。日本でも、"醸し発酵"と呼ばれ、古くから親しまれてきた製法です。海外では"アンバー(琥珀色)ワイン"や"スキンコンタクトワイン"と呼ばれることも多く、白ワインよりも飲みごたえがあり、赤ワインよりも軽くカジュアルに飲めるカテゴリーとして愛されています。白ワインと赤ワインのいいとこ取り、と呼ばれることもあり、肉料理や魚料理、和食にも幅広く合わせられるという使い勝手の良さも人気が続いている理由。たまたま食材が手に入ったときや、急にコレが食べたい!となったときなど、こういった合わせやすいワインを常備しておくと便利です。ちなみに、果物のオレンジは一切使用していません。
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ブドウの品種別に味わうオレンジワイン① 甲州&シャルドネ
日本ワインの重要品種である白ブドウ、甲州。日本を代表する品種なだけあって、オレンジワインを甲州で造っているワイナリーはいくつもあります。飲みやすいけれど、あっさりしすぎる甲州が物足りない…と感じる時などは、これら甲州のオレンジワインを試してみては?日本食にぴったり合う甲州の良さはそのまま、コクや深みが加わった奥行きの感じられる味わいが楽しめます。wa-syuでは、品評会での受賞銘柄や、干し柿のようにブドウを乾燥させて作ったものなどをセレクト。同じ甲州種での味わいの違いを楽しんでみてください。また、白ワイン用ブドウの大定番・シャルドネで造られたオレンジワインも、一度は味わってみたいもの。独特のスパイシーな刺激が加わった、新しい世界が広がります。
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ブドウの品種別に味わうオレンジワイン② デラウェア
甘くフルーティーな香りと、すっきりとした味わいが特長のデラウェア。生食用としてもお馴染みのブドウで、日本ワインの世界でも人気の品種です。このデラウエアに、さらなる深みやほのかな苦みなどの奥行きを感じさせてくれるのが、醸し発酵によって作られたオレンジタイプ。日本食との相性やキリリとした繊細な味わいなどの、デラウェアの利点はそのまま、より飲みごたえのあるものに進化しています。白ではちょっと物足りないけれど…という時にもぴったり。魚介類との相性も抜群です。
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ブドウの品種別に味わうオレンジワイン③ プティ・マンサン
日本ではまだまだ生産量が少ない品種、プティ・マンサン。その希少なプティ・マンサンをオレンジワインに! もともと糖も酸も豊かな品種が、オレンジワインの醸し製法によって、より味わいの深みとボリュームが増したワインへと昇華してゆきます。山形県の『ウッディーファーム&ワイナリー』は、寒冷な気候を利用して、質の良いプティ・マンサンを使ったワイン造りに取り組んでいる、数少ないワイナリー。写真のオレンジワインの他に、プティ・マンサンを使った白ワインもリリースしているので、その味わいの違いを楽しんでみるのもおすすめです。
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品種で選ぶと、日本ワインはもっと楽しい!
ブドウ品種別ガイド
ブドウ品種で選べば、日本ワインがもっと楽しくなる。日本固有種から欧州系品種まで、品種ガイドと、ワインエキスパートおすすめの銘柄を紹介します。
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ウィルトス・中尾有さんに訊いた!日本ワインのキーパーソンが語る、オレンジワインを飲む理由。
オレンジワインは一過性の"ブーム"なのか、ジャンルとして確立するのか?希代の飲み手で、日本ワインのキーパーソン、ウィルトス・代表の中尾有(なかおたもつ)さんに訊きました。
日本ワインの第一人者・ワインショップ『遅桜』ソムリエ、大山圭太郎さんに訊いた!五感で味わう、オレンジワイン
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