2018年設立の気鋭のワイナリー。シードルでも頭角を現す、岩手県大船渡市の注目株。
『THREE PEAKS(スリーピークス)』は、大船渡市出身の代表・及川武宏(おいかわたけひろ)さんが、2013年からリンゴ畑を借り、2014年にブドウを植え始めてスタートを切りました。2018年には、東日本大震災後に新しく誕生した海沿いの復興商業エリア「キャッセン大船渡」内にワイナリーをオープン。"美味しいものを丁寧に造る"という基本をベースに、三陸沿岸地域を新たなワイン産地にするべく、家族で奮闘中です。現在は自社畑のリンゴを使ったシードルのほか、自社農園・契約農家のブドウを使ったシャルドネやナイアガラなどのワインを手がけています。「優しくなれるひとときを提供したい、という想いでがんばっています。ワインを飲むシチュエーションのなかで、"ほっとする、心落ち着く、優しくなれる"時間を楽しんでもらえたらいいな、と思っています。ちょっと特別な日やシーンに飲んでいただけるとうれしいです(及川さん)」。
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ロゴのモチーフは"チキリ"。人と人、地域と地域のつながりが永遠に続いていくように、想いを込めて。
『THREE PEAKS』というワイナリーの由来は、代表の及川さんが、かつて逗留したことのあるニュージーランドのゲストハウス。『Peak Backpackers』という名のそのゲストハウスには、10カ国以上から人があつまり、国籍も年齢もさまざまな人たちが一緒に生活をしていたそう。「そんな雰囲気の環境を造りたいな、という想いと、三陸の"3"を取って名付けました(及川さん)」。また、グラフィックデザイナー・樽見星爾(たるみせいじ)さんが手がけたワイナリーのロゴも、"人と人とのつながり"を表しているそうです。モチーフとなっているのは、木製の船舶を造るときに使う木の部材、"チキリ"。木材と木材を接合するときに、この"チキリ"をはめ込むことによって、釘などを使わずに木材同士をつなぐことができるもので、昔の人の知恵が生きている手法です。この"チキリ"のように、人が集まるゲストハウスのように、「人と人とのつながり、地域と地域のつながりが永遠に続いていくように」という想いが、ワイナリー名とロゴには込められています。
シードルの美味しさは、手間のかかる老木から収穫したリンゴを使っているからこそ。生食用とは違う、お酒のために最適な果実を目指して。
もともと140年近くリンゴ栽培の歴史がある大船渡は、三陸で最も古い歴史を持つリンゴ産地。『THREE PEAKS』はこの地で樹齢60年を超えるリンゴの老木を守り育てています。美味しいシードルを造るための原料のリンゴは、生食用のように甘さを追究するのではなく、適度な酸味も持たせることが重要。そのために摘果をしすぎず、葉も残すようにして、見た目は小ぶりでも、バランスの良い果実作りを心がけているそうです。『りんご屋まち子』シリーズは、醸造家でもある及川さんのお母さまで、リンゴの栽培を担当している"まち子さん"のお名前から。東日本大震災後にリンゴ園を引き継ぎ、大切に育てながら美味しい果実を収穫している"まち子"の想いが実った、極上のシードルです。傷みや軸を取るなどの丁寧な作業と、じっくりと低温で時間をかけた発酵、さらに澱引き・ろ過の後、瓶内二次発酵。リンゴの香りを残しながら、しっかりと酸味を感じられるスッキリとした辛口に仕上がっています。
写真下段左から:
りんご屋まち子のアップルシードル[375ml]/1,540yen (税込)
りんご屋まち子のアップルシードル/2,530yen (税込)
贈り物を意味する『REGALO(レガーロ)』シリーズ。ワイナリーの3人の子どもたちからの贈り物を描いたキュートなラベルで、ギフトにもぴったり!
『REGALO(レガーロ)』は、その年おすすめのブドウを選んで仕込むシリーズ。ヴィンテージごとにブドウの品種やタイプが変わるのが特長で、2021年の『REGALO』は、ナイアガラとシャルドネ、シャルドネのスパークリングの3本が完成しました。ブドウは全て、岩手県大迫産の契約農家の選りすぐりの果実を使用しています。ラベルには、ワイナリーの3人の子どもたちが「REGALO(スペイン語で贈り物の意)」を運んでくるさまがイラストで描かれています。メッセージ性のある一本は、ギフトとしても最適です。
写真左:スパークリング REGALO 2021 シャルドネ
レモンやライムなどの柑橘系の香り、シャープな微発砲ワインです。岩手県内のシャルドネを使い、しっかりとした酸味のある味わいに仕上がっています。
写真中:REGALO 2021 シャルドネ
爽やかでスッキリとした柑橘系の香り。しっかりとした酸味を感じられる辛口ワインです。海の幸を合わせれば、ワインの余韻と共に楽しめます。
写真右:REGALO 2021 ナイアガラ
味わいは柑橘系の甘く爽やかな香りと程よい酸味があり、バランスの良い仕上がり。よく冷やして温度変化を楽しみながら飲むのがお勧めです。
写真上段左から:
スパークリング REGALO 2021 シャルドネ/3,410yen(税込)
REGALO 2021 シャルドネ/3,080yen(税込)
REGALO 2021 ナイアガラ/2,310yen (税込)
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地元の漁師さんたちのとコラボ"ヤンキーシードル"のシリーズは、個性的なビジュアルと男気あふれるコンセプトで話題になることうけあい!
一度聞いたら忘れられないのが『SAKIHAMA YANKEE CIDRE(さきはまヤンキーシードル)』のシリーズです。昔ながらの漁師町、大船渡市崎浜地区の男気あふれる若手漁師さんたちが、地区の活性化を目的に「崎浜ヤンキーブランド」をスタート。崎浜地区の魅力を伝え、資源の有効活用へつなげることを目指し、間引きされたワカメなどの海産物を「崎浜ヤンキーブランド」として販売するなどの活動をしています。その一環で、ウニの殻をリンゴ園の肥料として使用し、その木で採れたリンゴをオリジナルシードルに仕上げるというプロジェクトも発案。スリーピークスとのコラボレーションによって実現したこのシードルは、アーティスティックなスカルのラベルで、数量限定での発売となりました。
写真左から:
崎浜ヤンキーシードル 限定ラベル Pinky ANNIVERSARY[375ml]/1,980yen(税込)
崎浜ヤンキーシードル 限定ラベル Deep OCEAN[375ml]/1,980yen(税込)
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「THREE PEAKS」が大船渡市猪川町で育てる自畑のシャルドネから造る白ワイン。納得のいく年しかリリースしない特別な一本!
大船渡市猪川町の、山々を望む小高い丘のブドウ畑から、100%大船渡産の日本ワインが完成!スリーピークスが一本ずつ丁寧に育てているシャルドネから、2021年に納得できる果実だけを収穫・選果して造られています。「Chardonnay 2021 自畑のぶどうで造る大船渡ワイン」という名称にも、大船渡という町から発信しているという復興メッセージが。味わいはフレッシュな草や、果実の香り、特徴的な酸が楽しめる、爽やかさが特徴。ぜひ、三陸の魚介類と合わせて飲みたい白ワインです。
注目エリア・岩手県の、注目ワイナリー『スリーピークス』。海街のワイン&シードルの味わいを、体感してみて!
これからの発展が楽しみな注目エリア、三陸沿岸地域。冷涼でありながらほとんど雪が降らず、果樹の栽培の歴史も長いこの地域だからこその、オリジナリティあふれるワイン&シードル造りを、いち早くチェックしてみては? 大船渡という街の"いま"も体感でき、その復興にも寄与できる、美味しくて楽しいお酒たち。きっと、いつもの食卓を特別なものにしてくれます。
写真左から:
りんご屋まち子のアップルシードル[375ml]/1,540yen (税込)
りんご屋まち子のアップルシードル/2,530yen (税込)
崎浜ヤンキーシードル 限定ラベル Deep OCEAN[375ml]/1,980yen(税込)
REGALO 2021 ナイアガラ/2,310yen (税込)
崎浜ヤンキーシードル 限定ラベル Pinky ANNIVERSARY[375ml]/1,980yen(税込)
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THREE PEAKS(スリーピークス)
[名称]スリーピークス/株式会社スリーピークス
[住所]岩手県大船渡市大船渡町字茶屋前99(キャッセン大船渡8街区)
[ワイナリー営業時間]ワイナリーにお問い合わせください。
[概要]THREE PEAKS代表の及川武宏(おいかわたけひろ)氏が東日本大震災から約3年後の2014年1月、生まれ育った岩手県大船渡市に移り住み、「三陸に100年続く新しい文化を創造する」という壮大な夢を持ってスタートした家族経営のワイナリー。三陸沿岸地域をワインの産地にし、国内外から多くの観光客を迎えたい。大きな夢も小さな一歩からということで、大船渡市、陸前高田市で土地を耕し、ヴィンヤードを始めました。また、陸前高田市でリンゴ園を譲り受け、岩手県で最も古い140年以上の歴史を誇る陸前高田市の米崎リンゴをはじめ、10数種類のリンゴを育てています。2015年に販売を開始した「りんご屋まち子のアップルシードル」を中心に、多彩なラインアップを展開。「"やさしくなれるひととき"を過ごしていただきたい」。その想いを大切に、家族みんなでリンゴとブドウを栽培し、岩手県の自然豊かな風景を感じられるシードルやワインを目指しています。
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