2021.05.12
#日本ワイン #瓶内二次発酵 #瓶内二次発酵スパークリングワイン #スパークリングワイン
泡でしあわせ! 瓶内二次発酵スパークリングワインの魅力
夏にぴったり!優しい泡が楽しめる、瓶内二次発酵のスパークリングワイン。手間暇かけて造られた、極上のスパークリングは、日本ワインならではの発見がいっぱい。瓶内二次発酵スパークリングワインと、その魅力とは?
この時期おすすめの瓶内二次発酵スパークリングワインとは?普通のスパークリングと何か違うの?
ワインは、酵母菌の働きで生まれる発酵食品です。酵母はブドウ液の中の糖分を消費することによって、アルコールと炭酸分を産みだします。通常、タンクなどで熟成されたワインでは、酵母がある程度の糖分を消費し尽くすことで泡も収まり、その後は熟成を重ねてスティルワインとしての道を歩みます。一方で、瓶につめてからさらなる発酵を促すことで、炭酸がワインに自然に溶け込んだ状態を目指すのが、瓶内二次発酵のスパークリングワインです。海外で有名なものには、シャンパーニュやカヴァなどがあります。
スパークリングワインの中には、炭酸ガスを注入することで強いシュワシュワ感を出している銘柄もありますが、瓶内二次発酵スパークリングワインの場合は、自然な優しい泡を楽しむことができます。特に、日本ワインの瓶内二次発酵は、さらりと飲める優しいものが多いので、日差しが強い夏にぴったりです。
※左から5番目の画像はイメージです。「Chardela Brut 2016 シャルデラブリュット」は完売しました。
写真左から:
コリエ・ドゥ・ペルル ブランムスー リュクス 2017/4,510yen(税込)
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI -SPARKLING No.2/6,930yen(税込)
セイベル スパークリング/3,300yen(税込)
グラン・ヴォワイヤージュ 2015/6,930yen(税込)
Chardela Brut 2016 シャルデラブリュット/SOLD OUT
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職人の丁寧な手作業を経て生み出される、極上のスパークリングワイン。意外と知らない、その熟成の現場
瓶内でさらなる発酵を促すということは、酵母が生きた状態のまま瓶に詰めるということ。酵母のために、通常は少量の糖を加えて瓶詰めされたワインは、瓶内でゆっくりと発酵を始めます。その過程で、生きた酵母から生まれる澱が溜まってきますが、この澱を取り除いて透明に仕上げるためには、ボトルを逆さまにして何度も回転させ、澱を瓶口の近くに集める作業をしなければなりません。この作業を"ルミアージュ(動瓶)"と呼びます。写真は『高畠ワイナリー』でのルミアージュの様子。澱の状態をチェックしながらの作業は大変手間がかかるため自動化しているところも多い中、職人の手作業にこだわって、丁寧におこなわれているワイナリーもあるのです。上手に瓶口に澱を集めたら、次は"デゴルジュマン(澱抜き)"をするのが一般的。瓶口を急激に冷やして、澱の部分だけを氷結させ、カタマリにして取り除く方法が広くおこなわれています。主にこれらの工程を経て、ワインは打栓され、完成してゆきます。また、あえてルミアージュなどの工程を省いて澱を残すなどで風味を増したり、ワインのオリジナリティを出すというケースもあります。
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瓶内二次発酵スパークリングワインは、タイプもさまざま。料理に合わせて選ぶのもおすすめ
適度なシュワシュワ感があり、すっきりとした味わいが楽しめる瓶内二次発酵のスパークリングワイン。各ワイナリーが個性的な銘柄を生み出しています。クラッカーやグリッシーニなどの軽いスナックと合わせるのもおすすめですが、中華との相性が良いものもたくさんあります。中華の濃厚さに、口の中をさっぱりさせてくれるスパークリングは最高のマリアージュ。キリリと冷やして夏に飲むのも素敵です。二次発酵スパークリングワインは炭酸の刺激が強すぎないので、より繊細な味わいの食材とも親和性が高いのです。
写真左から:
コリエ・ドゥ・ペルル ブランムスー リュクス 2017/4,510yen(税込)
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI -SPARKLING No.2/6,930yen(税込)
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お祝い事にも。食卓を華やかにしてくれる、ロゼのスパークリングワインを、その造り手の思いと共に味わう
wa-syuでセレクトしている瓶内二次発酵スパークリングワインでは、ロゼの銘柄も大人気です。お祝い事や手土産にも喜ばれる華やかなロゼのスパークリングの中でも、ワインエキスパートが厳選したものが揃っています。例えば、上で紹介した瓶内二次発酵のテクニックは、一般的におこなわれているほんの一例。実際は、醸造家がブドウの状態や発酵のぐあい、目指すワインのイメージによって、さまざまな工程を加えたり、そぎ落としたりして完成に近づけてゆきます。造り手とその土地の風土を知って、発酵の工程やそのスタイルを味わうのもまた、日本ワインの楽しさです。
※左から1番目の画像はイメージです。2018ヴィンテージは完売しました。現在の取り扱いは、2020ヴィンテージです。
※左から4番目の画像はイメージです。「ピエ・ド・キューブ 2019(赤) ペティアン」は完売しました。
写真左から:
Muscat Bailey A 2018 extra brut/SOLD OUT
Muscat Bailey A 2020 extra brut/4,620yen(税込)
Cuvée Rose 2019 brut/3,190yen(税込)
らりるれ ロゼ(微発泡) 2016/3,630yen(税込)
ピエ・ド・キューブ 2019(赤) ペティアン/SOLD OUT
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