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角打ち出張編!ナチュラルワイン×江戸前寿司コラボ

日本ワインを楽しみ尽くすwa-syuのイベントが、初めて外に飛び出した!『EAT PLAY WORKS』で江戸前寿司とコラボ、特別ゲストも登場した一夜をレポート

まるで酒屋さんの店頭で立ち飲みしているようなイメージ。『wa-syu』のイベントは、気軽な角打ちスタイル!

『wa-syu』が不定期に開催している"角打ち"は、日本ワインを一人でも多くの人に、気軽に飲んでもらいたいという思いから始まったイベントです。酒屋の店頭で、立ち飲みで楽しむ“角打ち”のスタイルをイメージしている『wa-syu』のこのイベントは、ワインの造り手をゲストに迎えたり、ディレクターが季節に合わせた飲み方を提案したりと、毎回趣向を凝らして好評を博しています。日本ワインを、グラスで気軽に飲み比べできる機会はまだまだ希少。日本ワインのコアなファンから、仕事帰りにちょこっと飲みたい人まで、さまざまな人がこの"角打ち"を楽しんでいます。

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角打ち初の出張イベントは、広尾の『EAT PLAY WORKS』で開催!『KAZU WINE』藤巻さん&『ツイヂラボ』須賀さんが豪華ゲスト

ふだんは恵比寿駅に直結しているビストロ『SAN TROPEZ(サントロペ)』内で不定期に開催されている角打ちイベントですが、11月30日の特別編は、初めて外に飛び出しての開催。広尾にある複合施設、『EAT PLAY WORKS』を舞台に、日本ワインをたっぷり楽しんでもらいました。
『EAT PLAY WORKS』は、ライフスタイルとワークスタイルが融合した、注目の複合型施設。1・2Fは美食を堪能できるレストラン、中・上層フロアはメンバー専用のラウンジやオフィススペースになっており、仕事と遊びを垣根なく楽しめる、クリエイティブな空間です。今回のイベントは、一般参加のほかに『EAT PLAY WORKS』の会員も参加。ゲストには『KAZU WINE』の醸造家・藤巻一臣さんと、『ツイヂラボ』の醸造家・須賀貴大さんが登場!ナチュラルワイン好きが集まって、直接二人から話を聞き、彼らの造ったワインを堪能するという、貴重な体験を心ゆくまで楽しんでいました。

この日のワインは、7種類+シードル2種+α。野生酵母発酵、ナチュラルな造りの味わいを心ゆくまで!

藤巻さんの『KAZU WINE』からは、初ヴィンテージの5本が登場しました。これらは、wa-syuにもまだ入荷したばかりです。さらに須賀さん醸造の『ツイヂラボ』からは、wa-syu限定販売で、柴犬のラベルも大人気の2本が登場。
また、当日は『ツイヂラボ』の2種のシードルに加えて、『wa-syu』ディレクターの菊地がお寿司と合わせて飲みたい一本として選んだナチュラルワイン「2021 メルロ ブラン・ド・ノワール」も特別提供。これだけたくさんのナチュラルワインを飲み比べる機会は貴重だと、ワイン好きからも歓喜の声が上がっていました。

左から:
ツイヂラボ KUBOTA Chardonnay 2021/5,500yen(税込)
ツイヂラボ carraria Chardonnay petillant 2022/5,500yen(税込)
ツイヂラボ Apple Cider Macerated  2024.1.23発売予定
ツイヂラボ Apple Cider Barrel Fermented and Aged  2024.1.23発売予定
KAZU WINE "I'M SORRY MAMA" WHITE 2022/5,940yen(税込)
KAZU WINE "SEXUAL HEALING" ROSÉ 2022/5,940yen(税込)
KAZU WINE "DO THE RIGHT THING" RED 2022/5,940yen(税込)
KAZU WINE "WHY NOT?" CHARDONNAY 2021/7,700yen(税込)
KAZU WINE "WHY NOT?" PINOT NOIR 2021/7,700yen(税込)

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『寿志團』の荒川團長が握る江戸前寿司と、ナチュラルワインのペアリングが至福!

本格的な江戸前寿司を、カジュアルに味わえる話題の行列店『寿志團』。あの“氣志團”綾小路 翔さんも公認のお店です。普段は『EAT PLAY WORKS』のレストランエリア“THE RESTAURANT”1Fで営業していますが、この日は『wa-syu』の角打ちイベントのために、團長の荒川岳大さんが特別に3Fのラウンジまで出張してくれました。

『寿志團』の荒川團長が握る江戸前寿司と、ナチュラルワインのペアリングが至福!

荒川さんは、寿司職人として海外でも活躍していたということで、ナチュラルワインとのマリアージュもしっかりと見据えた、極上の体験を演出してくれました。目の前で、鮮やかな手つきで次々と握られる寿司はそれだけでも最高なのに、ナチュラルワインと合わせるとまさに至福!昔ながらのまろやかな粕酢を使った、赤みがかったシャリが、ナチュラルワインならではの柔らかな味わいとともに口の中でほどけます。また、ガリとワインとのペアリングも最高で、今回のゲスト醸造家の2人も思わず「これはヤバい!美味い!」と唸るほどでした。

規格外の2人は、まるで同族? この日のゲスト、『KAZU WINE』藤巻さんと『ツイヂラボ』須賀さん。

『KAZU WINE』藤巻一臣さんは、日本ワインという枠にはまらず、世界各国でゲリラ的に、自らのワインを醸造するというスタイルをとっている醸造家。現在はニュージーランドとスペインで活動しており、海外のブドウを使って日本人の感覚で造ったナチュラルワインを、日本へ逆輸入しています。
いっぽうの須賀貴大さんは、冬は長野県東御市の『ツイヂラボ』で、オーナーである築地克己さんのもとで日本ワインを醸造し、それが終わるとオーストラリアで自らのブランドのワインを手がけるという、2拠点での活動を続けています。共通点も多い2人の会話を、ちょっとお届け!(以下藤巻さん、須賀さんの敬称略)

藤巻:須賀さんに初めて会ったのは、去年の冬かな?なんか、これは同族の人間だなって思った(笑)。いつも動いてるし、ずっと飲んでるし(笑)。昨日も一晩中飲んでて、睡眠一時間しか取ってないらしいですね(笑)。
須賀:僕の方はKAZUさんのことを、この業界に入ったときから一方的に知っていました。KAZUさんは、日本でも、ニュージーランドのワイナリー界隈でも有名ですから。
藤巻:ニュージーランドのヤツって、日本人はみんな知り合いだと思ってるから(笑)。日本から来たのか!じゃあKAZUのこと知ってるだろ、みたいなこと言ってますよ。
須賀:実際、みーんなKAZUさんのこと知ってますよね(笑)。KAZUさんという人を一言で言い表すと……いい意味で、“クレイジーな人”。たぶん、ニュージーランドの醸造家たちに聞いても、同じこと言うと思いますよ。
藤巻:あー、もうそれは最高の褒め言葉ですね。

藤巻:須賀さんみたいに、とりあえず海外に出て行っちゃうヤツ、好きですね(笑)。日本である程度基礎を学んで、経験を積んで…っていうのがもちろん正攻法なんですけど。
須賀:海外ではまだ、お会いしたことないですよね。
藤巻:最近はニュージーランドもどんどん収穫時期が早まってきていて。須賀さんがオーストラリアに行ってる時期には、もうニュージーランドも収穫や醸造が始まるようになって、時期がかぶっちゃうんですよね。以前はオーストラリアのほうが1カ月くらい早かったから、オーストラリアに立ち寄った後にニュージーランドに行っても、仕込みに間に合ってたんですけどね。
須賀:本当に、どんどん早くなってきてる。エリアとか品種によっては、1月末くらいにスタートするところもありますよ(と、しばし、品種や気候についての情報交換をする2人)。

藤巻:味わいに関しては、資料に書いてあることが100%じゃないとオレは思っていて。
須賀:僕もソムリエ資格は持っていますが、ソムリエとしての活動はしていないので、好き勝手に言ってます(笑)。
藤巻:須賀さんが以前やってたイベント、面白すぎでしたよ!ワインを、人に例えて紹介するやつ。
須賀:ワインを、“前のダンナと別れて、今シングルマザーなんだけど”…みたいに例えるやつですよね(笑)。
藤巻:○○の香りがどうとか、っていう型にハマった表現よりも断然面白いですよね。オレも、このお料理にはこのワインを、っていうふうに具体的なシチュエーションを想定して選んだりおすすめするのが仕事だと思っていて。今回みたいに、お寿司やガリにワインを合わせて楽しめたら、本当にいいですよね。

初の出張イベントが大成功をおさめた、『wa-syu』の角打ち・特別編。これからもフットワーク軽く、日本ワインと共に出没します!

今後とも、『EAT PLAY WORKS』をはじめ、いろいろな店舗や異業種ともコラボしていく予定の『wa-syu』。11〜12月には日本ワインフェスも開催、東京のさまざまなお店と繋がるなど、新しい試みで日本ワインの輪を広げました。これからも、オリジナルワインの発売や角打ちだけでなく、さまざまな活動を通して日本ワインを応援していきます!

KAZU WINE:ニュージーランド、スペイン

KAZU WINE(カズ ワイン)は、自社の畑やワイナリーを所有しないワインブランド。世界中にある友人たちのワイナリーを訪れ、地元のぶどうを仕込んで造ったナチュラルワインを、現地から日本へ逆輸入してリリースを行っている。

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ツイヂラボ
長野県東御市:ツイヂラボ

ツイヂラボ(TSUIJILAB/ついぢらぼ )は、オーナーの築地克己(ついぢかつみ)氏が2020年に長野県東御市に設立したワイナリー。築地氏は、2016年、東御市にてワイン用ブドウ栽培を開始。2019年、委託醸造を開始し、東京との2拠点でワイン造りを始めました。ソムリエの資格も有する、醸造責任者の須賀貴大(すがたかひろ)氏は、オーストラリアにも拠点を持ち、季節の逆転する南半球と北半球で年2回ワイン造りをおこなうワインメーカー。2020年より、代表・築地克己(ついぢかつみ)氏が立ち上げたツイヂラボの醸造責任者に就任。幅広い経験の中で培われた技術とセンスで生み出される、ナチュラルかつクリーンなワインが、ワイナリー設立直後から注目を集めています。自社栽培のシャルドネによる白ワイン「ももわん」、メルローによる赤ワイン「くるみん」がフラッグシップワイン。看板犬の柴犬「もも」と「くるみ」がラベルに描かれています。wa-syuとのコラボも大好評!

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