連続するワインの物語がついに完結!ラベルに紡がれたストーリーに思いを馳せて。
岩崎醸造×wa-syuのコラボレーションワイン第三弾、『IWAI KAMOSHI-SPARKLING』シリーズ最終章・ No.3がいよいよリリース!2020年12月から半年間隔で3本の連続するオレンジワインの技法を取り入れたスパークリングワインを発表。一年の時を経て、『IWAI KAMOSHI-SPARKLING』の醸造物語がついに完結しました。
一年の時を経て、最も洗練された味わいに進化。瓶内二次発酵スパークリングワイン『No.3』。
老舗ワイナリー『岩崎醸造』と『wa-syu』とのオリジナルコラボレーションワイン『IWAI KAMOSHI-SPARKLING』シリーズが、ついに完結!一年をかけてNo.1からNo.3までリリースしてきたその軌跡をレポートします。『wa-syu』と生産者の岩崎醸造、そしてクリエイターたちの熱い想いが詰まった、新しい体験を、ぜひ味わってみてください。
写真左から:
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.1/5,940yen(税込)
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.2/6,930yen(税込)
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.3/7,920yen(税込)
wa-syuオリジナルグラスクロス/1,980(税込)
ここでしか手に入らないオリジナルワイン。発酵の度合いを造り手と共に見守りながら完結した、『IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.3』。
全国の日本ワインをセレクトするオンラインショップ『wa-syu OFFICLAL ONLINE SHOP』がオープンしたのは2020年の12月。サイトのオープンを記念してリリースされた、初めてのオリジナルワインが『IWAI KAMOSHI-SPARKLING』シリーズです。ここでしか手に入らない特別な体験を、というコンセプトで造られたこのワインは、山梨県・勝沼の老舗ワイナリー『岩崎醸造』が醸造を担当。同じワインの原酒を使い、発酵の度合いを変えながら一年間をかけて、No.1からNo.3までリリースしていくという珍しいシリーズです。飲み手は、造り手と共にじっくりと発酵を見守りながら、味わいの変化を比べて楽しむことができる。そんな画期的なプロジェクトでした。
手がけたのは、老舗ワイナリー『岩崎醸造』の気鋭醸造家、白石壮真氏。日本ワイン界の注目株!
山梨県・勝沼町下岩崎で、1941年に設立された『岩崎醸造』。元々は祝村と呼ばれていた地域であり、その"祝"の呼称が今回の『IWAI KAMOSHI-SPARKLING』に繋がっています。地元では"ホンジョー"の愛称で親しまれ、風土を活かした味と香りを造る、という想いから、さまざまな個性あふれるワインをリリースしている『岩崎醸造』。日本ワインコンクールでも多くの賞を受賞している彼らが今回『wa-syu』のために手がけたのは、80年の歴史で初めてのスパークリングワインのシリーズで、しかもオレンジタイプ。老舗ワイナリーならではのアドバンテージを活かしつつ、若手の気鋭醸造家・白石壮真(しらいしそうま)氏が、新たな知見とともに、この3本を完成させました。
日本固有種・甲州ブドウを、人気のオレンジワインの技法で醸し、新感覚のスパークリングワインに。
『IWAI KAMOSHI-SPARKLING』のベースとなっているワインは、日本固有種のブドウ、甲州を100%使用。山梨県・勝沼地区で古くからおこなわれている技法"醸し(かもし/オレンジワインの技法)"を取り入れて発酵させ、ベースワインとしました。「醸し」とは、主に赤ブドウに用いられる技法。果皮や種を果汁と一緒に漬け込むことで、果皮由来の色素やタンニンなどの成分が果汁に抽出され、滋味あふれる味わいを持つ赤ワインになります。この技法を白ブドウに用いることで、豊かな味とともに美しい爽やかな色も引き出され、いわゆるオレンジワインができあがるのです。このオレンジワインと同じ、醸しの技法で造られたベースワインから、『IWAI KAMOSHI-SPARKLING』の『No.1』が完成し、さらなる瓶内二次発酵を経て『No.2』が誕生しました。そしてこの冬、完結編として誕生したのが、新たな『No.3』なのです。
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手間と時間をかけてゆっくりと。酵母の澱を下げるルミアージュを経て、デゴルジュマンへと。
『No.3』は、シリーズの『No.2』と同様に、瓶内二次発酵による爽やかな発泡が楽しめるスパークリングタイプ。炭酸などをあとから添加するのではなく、アルコール発酵によって自然に発生する泡が溶け込み、極上のシュワシュワ感に。時間と手間はかかりますが、心地よい味わいが堪能できます。
瓶を逆さまにして、澱(おり)を口のほうに集めるルミアージュという工程や、その澱を凍らせて取り除くデコルジュマンという工程など、人の手による丁寧な作業を経て、ようやく『No.3』が完成します。
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発酵の度合いを段階を追って味わえる希有な体験。No.3はさらなる熟成期間を経て、より深い味わいへと到達。
『IWAI KAMOSHI-SPARKLING』の『No.3』は、澱との接触時間が長く、さらなる深い味わいを実現させた一本です。瓶内二次発酵を経て味わいが調和し、No.1やNo.2よりも、もっと洗練された味わいが楽しめます。
「味わいは、和柑橘の香りやリンゴのコンポート、洋梨、火打ち石、ハチミツ、焼き菓子のアロマを思わせます。豊かな果実味とフレッシュな酸味、心地よい苦味が調和した上品なスタイルです。コクと旨味が、余韻まで長く続きます。フードのペアリングは、お寿司、中でも赤身や貝類、魚卵など味の濃いものや、タレを使ったもの、風味の強い巻物などがおすすめです。なかなかワインとは合わせにくいこれらの食材ですが、No.3とは相性抜群です。また、しっかりとした味わいのお肉とも合います。ワイン豚の肩ロースなど、きめ細かい食感と濃厚な味を備えている部位のステーキもおすすめです(岩崎醸造・白石さん)」。
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.3/7,920yen(税込)
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『IWAI KAMOSHI-SPARKLING』シリーズは、ラベルにも物語が。3本を合わせると現れる、どこまでも続く美しい風景。
『wa-syu』がオリジナルのワインを生み出すにあたって、もうひとつこだわったのが、ラベルデザインです。音楽の"ジャケ買い"のように、"ラベル買い"も面白い日本ワインだからこそ、和と洋のアートやカルチャーの融合を感じさせるものにしたい…。そんな想いが結実し、オリジナルのラベルが完成しました。和紙のような味わい深いテクスチャーに、『岩崎醸造』ゆかりの地であり、今回のシリーズの名付けの元ともなった"祝村"のブドウ畑の風景が描かれている、和モダンなグラフィック。ビビットな色調とアート性とが、新鮮な表現で調和しています。さらに、No.1からNo.3までの3本のボトルを並べていくと、風景が繋がってひとつの絵画のように見えるというサプライズも!ぜひ、ワインの味わいとともに、変わらず続く風景や物語を楽しんでみてください。
写真左から:
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.1/5,940yen(税込)
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.2/6,930yen(税込)
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.3/7,920yen(税込)
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No.3と共にあらためて楽しみたい。記念すべきシリーズNo.1は、フレッシュで親しみやすいスパークリング。
No.1は、岩崎醸造の長い歴史のなかで初のスパークリングワインです。澱が含まれた状態でリリースしており、酵母に由来するパンドミーやトーストの香りが豊かに感じられ、3本の中で最も親しみやすい味わいを備えています。
[白石氏コメント/味わい]フレッシュなシトラスのアロマと、酵母に由来するパンドミーやトースト香が合わさった心地よい香り。口当たりはジューシーで、しなやかな酸味が感じられます。中盤からはパンドミーのニュアンスが味わいにボリュームを与えています。豊かな風味が高い次元で調和した、ワンランク上のスパークリングワインです。
[白石氏コメント/ペアリング]カルパッチョ、りんごとセロリのサラダ、お寿司など食材のフレッシュ感を楽しむ料理。ささみにわさびや梅肉など焼き鳥との相性も良いです。
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.1/5,940yen(税込)
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そしてNo.2の完成は、No.1リリースの6ヶ月後。ゆっくりと瓶内二次発酵させたのち、最終工程でデゴルジュマン(澱引き)。
No.2は、ブドウの個性、ひいてはベースワインのポテンシャルをダイレクトに感じられる1本であり、澱との接触時間が最も短いままでリリースしています。甲州ブドウに由来する柑橘類やリンゴのコンポート、乳酸発酵に由来するバターのアロマが感じられます。
[白石氏コメント/味わい]最初は酵母や乳酸発酵に由来するトーストなどの香りが主体で、口当たりはフレッシュ。少し温度が上がるとリンゴや柑橘類の香りが立ち上り、ジューシーで柔らかい味わいに変化していきます。緊張感のあるミネラルとキレの良い酸味が調和。『No.1』と比べると、『No.2』は緻密でキメが整ったフィネスを備えており、味わいはフレッシュかつ、厚みとコクを備えています。
[白石氏コメント/フードペアリング]スズキのソテー(温州みかんのクリームソース)、グラタンなどバターや生クリーム、チーズなどを使用したコクがあるお料理。牛や豚などお肉料理と合わせるときは、脂身の多いももよりもヒレがおすすめ(トンカツなど)。香草との相性も良く、鶏肉の香草焼きなども良いと思います。
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.2/6,930yen(税込)
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大切な人への手土産にも。比べて味わえば、もっと好きになる、豊かな日本ワインの豊かな世界。
同じ原酒を使いながら、ちがった表現を試みている『No.1』『No.2』『No.3』。このような一連の物語を造り手と共有しながらリアルタイムで味わえるのは、物理的・心理的にも距離が近い日本ワインならではのこと。海外のものではなかなかこうはいきません。また『wa-syu』オリジナルの、エコバッグにもなるあづま袋のグラフィックは、3本のラベルデザインと同じアーティストが手がけたもの。あづま袋でラッピングして、手土産として楽しむのも洒落ています。
飲んでも目で見ても楽しく、甲州ブドウや日本ワインの表現の豊かさも体感できる『IWAI KAMOSHI-SPARKLING』。ぜひシリーズで比べて体感してみてください。
写真左から:
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.1/5,940yen(税込)
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.2/6,930yen(税込)
wa-syuオリジナルあづま袋/1,650yen(税込)
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.3/7,920yen(税込)
※現在、wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOPでは、ギフトラッピングサービスは承っておりません。あらかじめご了承ください。
NEWS
『IWAI KAMOSHI-SPARKLING』ラベルデザインが国内外のデザインアワードで入賞!
「日本パッケージデザイン大賞2023」入選
パッケージというデザイン領域のプロフェッショナルたちが集い、作品のデザイン性や創造性を競うコンペティション
「Pentawards(ペントアワード)2022」ファイナリスト
2007年にベルギーで設立された、世界初のパッケージデザインにおける優秀な才能を認定することに特化した、世界で最初のコンペティション
「Indigo Design Award(インディゴデザインアワード)2023」ブロンズ受賞
グラフィックをはじめ、デジタルデザイン、UI/UX、ゲームデザイン、ブランディングなど多岐にわたる作品を対象に世界中のデザイナーから注目されている、オランダ・アムステルダム発の国際的なデザインアワード
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岩崎醸造
山梨県甲州市勝沼町:岩崎醸造(株)
岩崎醸造(Iwasaki Jozo/いわさきじょうぞう/イワサキジョウゾウ)は、甲州ブドウの発祥地「岩崎」でブドウ栽培とワイン醸造に努力していた醸造免許者130名が、1941年に共同して設立したワイナリー。勝沼町岩崎に工場を持ち、農家と協力して、ブドウ栽培の安定、ブドウの産地づくり、ワインの品質向上に努め、地元では"ホンジョー"の愛称で親しまれています。常に風土の香りを大切に、勝沼で好かれる個性豊かなワインづくりを心がけています。
▼「岩崎醸造のアイテムリスト」はこちら
wa-syu限定ワインが銀座、恵比寿、新宿のリアルショップでも楽しめるようになりました!
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