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ドメーヌ・コーセイ
長野県塩尻市片丘:(株)Domaine KOSEI
ドメーヌ・コーセイ(Domaine KOSEI/どめーぬ・こーせい)は、日本を代表する醸造家・味村興成(あじむらこうせい)氏が、「塩尻の地で、メルローのみでワインを造る」という先人の想いを引き継ぎ、自身の名を冠して設立したワイナリー。味村興成氏は、1980年代より本場・フランスでワインを学び、「シャトー・メルシャン」で醸造責任者を務め、日本ワインを世界レベルに押し上げることに貢献した醸造家の一人。現代日本ワインの父と呼ばれる、故・麻井宇介(あさいうすけ)氏の愛弟子としてその思想を受け継ぎ、甲州ブドウの栽培・醸造方法をあらゆる角度から検証。日本ワイン史に残る名作ワイン「甲州きいろ香」を誕生させ、甲州ブドウの魅力を世界に知らしめるきっかけを作りました。日本ワインの黎明期からの活躍に加え、ボルドー大学留学時代の経験から醸成された美学を凝縮した自身のワイナリー「ドメーヌ・コーセイ」を2019年に設立。メルローにこだわり、日本一のメルローが栽培できる好適地である「信州桔梗ヶ原ワインバレー」片丘地区に位置する自社畑から産出したメルローのみを使用した、唯一無二のワイン造りをおこなっています。ワイナリーのロゴモチーフにもなっている、「バラ」の名前がつけられた美しい自社畑での丁寧なメルロー品種の栽培と、美味しいワインを造るために計算され尽くしたワイナリーからは、素晴らしく繊細でエレガントなワインが誕生しています。
赤ワイン
ドメーヌ・コーセイ
KATAOKA MERLOT 2020 FRENCH OAK
- 通常価格
- ¥4,950 (税込)
- 通常価格
-
- 販売価格
- ¥4,950 (税込)
- 単価
- あたり
日本を代表する醸造家の一人、味村興成氏が手がけるワイナリー「ドメーヌ・コーセイ」の代表作。アメリカンオークと樽の違いを比較するのもおすすめ
2019のファーストヴィンテージはボルドー酒チャレンジにおいて最高金賞を受賞した、ドメーヌ・コーセイを代表するワイン
日本を代表する醸造家の一人である味村興成(あじむらこうせい)氏が自身の名を冠して信州桔梗ヶ原ワインバレーに設立した「ドメーヌ・コーセイ」の代表作「KATAOKA MERLOT(片丘メルロ)」のフレンチオーク。2019のファーストヴィンテージはボルドー酒チャレンジにおいて最高金賞を受賞!2020ヴィンテージもフレンチオークとアメリカンオークの2種類をリリースし、エレガントなミディアムボディの赤ワインを飲み比べて楽しめるのは、メルローに特化したプレミアムワイナリーならではです。
【ワイナリーのコメント】
・フレンチオークについて
エルバージュには選りすぐった複数のフレンチオーク樽を組み合わせました。SYLVAIN(シルヴァン)、NADALIÉ(ナダリエ)、Remond(レイモンド)、Marsannay(マルサネ)社製のフレンチオークを使用しました。 製樽所それぞれの持つキャラクターが絡み合いシナジー効果がうまれ、凝縮されています。ドラマチックなトップの香味、甘いヴァニラ、豊かでまろやかに広がるタンニン、複雑で厚みのあるミドル、そして長くつづく余韻。この上品で奥深いフィネスとエレガンスをお楽しみください。トーストは全てミディアムとミディアムプラスです。
・ヴィンテージについて
2020年の天候は、6~7月の長梅雨でブドウの生育が心配されましたが、8月の初めより一転し、晴天猛暑が続きました。日照量・積算温度も取り戻しました。その後、気温が下がり始めたのは9月中旬からでした。それから、収穫時期までの気温寒暖差は充分で、ブドウの色付は非常に良くなり、良好な状態で収穫をおこないました。ブドウ収穫は10月上旬。
・醸造について
約2週間の醸し発酵後圧搾し、ステンレスタンクでMLF(Malolactic fermentationの略/マロラクティック発酵)をおこない、1月に樽へ移して樽育成に入りました。樽育成開始後、定期的に澱引きをおこない、人工的な冷凍処理はせず、塩尻の冬1~2月の極寒時に樽セラーへ冷気を取り入れ、自然の冷凍処理をおこないました。2020年ヴィンテージは2回目の仕込みで、樽も100%新樽ではなくなり、一空き樽の使用も可能で、樽育成のバリエーションも増えました。とは言え、まだ樽香は強い傾向にあるので、11カ月間の樽育成後、樽空け・瓶詰めをしました。また、澱下げ・濾過等の処理はおこなわず、無濾過で2021年12月に瓶詰めをしました。まだ樹齢5年のブドウ樹ですので、このブドウのポテンシャルを充分に引き出すには、余計な澱下げや濾過は必要ないと判断しました(UNFILTERED)。澱下げしなくても口中でのタンニン分はスムーズで、滑らかに喉を通って行きます。
・瓶、コルクについて
瓶は2019年ヴィンテージに使用したフランス製のボルドレーズ・カプリスは入手困難になって来ましたので、日本製のボルドータイプ(アンティークグリーン)を採用しました。カプリスより高さが低くなり、化粧箱や陳列棚に入り易くなりました。コルクは、コルク臭の心配のない、DIAM10(49mm)を使用しました。 日本で入手可能なDIAMではもっとも高品質な寿命の長い栓です。昨年2021年12月の瓶詰めですので、まだ瓶熟成はしていませんが、ワインも落ち着いて来ており、直ぐに飲んでも果実味たっぷりな樽香の漂うワインで美味しく飲めます。
・酒石について
塩尻の冬は余り雪は降りませんが寒さが厳しく、1月中下旬~2月上中旬の朝はほぼ毎日氷点下になります。この寒さを利用して、樽貯蔵庫へ冷気を入れて自然な酒石処理をおこなっています。2月末には、1回目の澱引きをして酒石を取り除いています。しかし、2021年1~2月はやや気温が高かったせいか、2022年2月のラベリング作業時にはすでに酒石の沈殿が瓶内に見られましたので、デカンテーションしてお飲み頂ければ美味しく頂けると思います。
【受賞歴】
2019年ヴィンテージ:「ボルドー酒チャレンジ2021」金賞受賞
▼「シリーズ・日本ワインが生まれるところ 。長野『ドメーヌ・コーセイ』にインタビュー!」特集コンテンツはこちら
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