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- その魅力と味わい -
日本では希少な品種。ブレンドでも単一でも楽しめる、セミヨン

複雑な味わいと香りを持つブレンドワインの名脇役でもあり、単独でも高いポテンシャルを持つセミヨン。日本ワインで発見したら即買いの希少ブドウ品種!

フランス原産の白ブドウ品種、セミヨン。高い熟成ポテンシャルの重要品種。

日本では山梨県などでわずかに栽培されている希少な品種、セミヨン(フランス語: Sémillon)。金色の果皮を持つ白ブドウで、もともとはフランス・ボルドー原産。地域を代表するブレンドワインの一要素としても重要な役割を担っていました。また果皮が薄いため、ボルドー地区では、条件が整って貴腐菌がつくと貴腐ワインになりやすいことでも知られています。また、セミヨンを原料としたワインは、若いうちはそれほど際だった特長を感じにくいのですが、長期熟成に耐えるポテンシャルを持っているとも言われています。時を重ねることでそのワインは旨味豊かで、複雑な味わいが増していき、蜜のような特徴が表れてきます。

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名品を支える影の立役者。セミヨンをブレンドすることで深みが増す!

セミヨンは日本の気候では基本的には栽培が難しく、山梨県では23トンほど(※)生産されていますが、他県ではそれほど栽培例が多くはありません。熟成するにつれて旨みがましてくる品種のため、本格的なスパークリングワインなどにブレンドとして使用され、味わいに深みをプラスしてくれる役割を担うことも。『カーブドッチ・ワイナリー』のフラッグシップワインである『サブル 白』でも、4品種のブレンドの中でセミヨンが蜜感と熟成ポテンシャルを与えてくれています。また『シャトージュン』ではセミヨンの単一ワインも造られています。山梨県産のセミヨンを100%使用してじっくりと長期熟成させることで、味わいに複雑さが増し、ナッツやハチミツ香などの特徴が表れてきます。
※国税庁課税部酒税課国内製造ワインの概況より(令和2年2月発表・平成30年度調査分)」

写真左から:
グラン・ヴォワイヤージュ 2015/6,930yen(税込)
Semillon 2020 Yokomachi Pere et Fils extra brut/4,950yen(税込)
【wa-syu限定】セミヨン 2021 無濾過/4,400yen(税込)
クリオエクストラクション セミヨン/ヴィオニエ 2021/7,920yen税込

品種で選ぶと、日本ワインはもっと楽しい!
ブドウ品種別ガイド 

ブドウ品種で選べば、日本ワインがもっと楽しくなる。日本固有種から欧州系品種まで、品種ガイドと、ワインエキスパートおすすめの銘柄を紹介します。

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日本ワインで、日本をもっと深く知る。
エリア別ワイナリーガイド

日本の感性と職人技を生かした名品が次々と誕生し、国内外の食通を惹きつけながら、進化し続ける日本ワイン。南北に長い日本列島の各地で栽培・収穫されたブドウのみを使用し、日本国内で製造された「日本ワイン」は、その地域の気候や品種によって性質もさまざまで、そのため多様性に富んだ味わいが特徴です。北は北海道、南は九州・沖縄まで。日本全国より、wa-syuが厳選した50以上のワイナリーをエリア別ガイドでご紹介します。

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