食とのペアリングで美味しさが増す!wa-syu限定醸造『泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021』
「耕作放棄地(ほうきち)=宝吉(ほうきち)畑」から生まれたデラウェアが、オレンジタイプのスパークリングワインになってwa-syu限定『泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021』で登場。そのペアリングの妙味とは?
デラウェアの新たな可能性が宝吉畑から。269本のみのwa-syu限定醸造『泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021』がいよいよ登場!
創業100年を超える大阪の老舗、『カタシモワイナリー』が、wa-syuのために限定醸造!『泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021』が、269本のみの超限定で、いよいよ登場します。『カタシモワイナリー』は、日本ワイン界で最初にブドウの搾りかすで造るブランデーや、たこ焼きに合う本気の瓶内二次発酵スパークリングワイン"たこシャン"など、次々に革新的なチャレンジをし続ける存在。今回、『カタシモワイナリー』の協力のもと誕生した限定醸造ワインは、デラウェアをオレンジワインの醸しの技で、爽やかな微発泡に仕立てたにごりタイプの逸品。鮮やかなオレンジ色と心地よい苦みを楽しめ、余韻の長い味わいを生み出しています。
老舗のチャレンジから生まれた瓶内二次発酵。次期社長・5代目が手がけた、ワイナリーで初めての味!
『カタシモワイナリー』は大阪の中心地から少し離れた郊外、柏原(かしわら)市に位置します。創業は1914年(大正3年)で、100年を超える西日本最古のワイナリーとしても知られています。訪れる人が「本当にここがワイナリー?!」と驚くような、板塀に囲まれた和風建築、併設されているワイン博物館、登録有形文化財の貯蔵庫などで構成された風情ある醸造所、そして背面の山に広がる美しいブドウ畑…。これらの風景は、ワイナリーの4代目社長・高井利洋(たかいとしひろ)さんによって守られてきました。現在は5代目である高井麻記子(たかいまきこ)さんも加わり、伝統を守りながら醸造やブドウ栽培を手がけています。wa-syu限定醸造の『泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021』が誕生した背景には、実は地場産業の衰退や高齢化による耕作放棄地の急増など、解決を急がれる悩みが隠れています。これは全国の地方自治体が共通して取り組んでいる問題でもあります。しかし高井さんたちは、「放棄地(ほうきち)」をおめでたい「宝吉(ほうきち)」と呼び、「吉を呼ぶ宝の畑=宝吉畑(ほうきちばたけ)」として積極的に活用。今回wa-syu限定醸造として販売される『泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021』は、この畑で生まれたデラウェアを100%使用。種なしにするためのジベレリン処理などもおこなわず、もちろん除草剤なども使わずにのびのびと育った果実が、華やかな果実の香りを放ちます。醸造を手がけたのは5代目の麻記子さん。数々の受賞歴もある『カタシモワイナリー』が、丁寧に仕込んだ自信作です。
写真左から:
カタシモワイナリー4代目・高井利洋さん
カタシモワイナリー5代目:高井麻記子さん
使い勝手のよいスパークリングタイプは、和食との相性も抜群!wa-syuの提案は、唐揚げとのペアリング。
泡のすっきり感と、無濾過でにごりを残したことによって生まれる味わい深さ、オレンジワインの醸し技による複雑味で、さまざまな表情を持つ『泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021』。和食はもちろん、中華などとの相性もばっちりです。ワインエキスパートの資格を持つ、wa-syuバイヤーのおすすめは、餃子や唐揚げなど。揚げ物の油も、ワインの泡ですっきりと楽しめます。また、食事の邪魔をしない味わいなので、割烹料理などの本格的な和食や、出汁をつかった料理とのペアリングもおすすめ。使い勝手のよさもポイントです。
大阪のワインらしく、カジュアルに粉もんと味わうのも楽しみ方のひとつ。
大阪はブドウの一大産地でもあり、食の都でもあります。日本が初めて議長国を務めた2019年のG20大阪サミットでも、『カタシモワイナリー』のデラウェアを使ったワインが選ばれました。また2021年には、日本ワインの地理的表示「大阪」(GI大阪)が指定され、ブドウ・ワインの産地としての大阪を世界にアピール。大都市にもほど近いアーバンワイナリーとして、多くの人に親しまれています。そんな『カタシモワイナリー』の"泡オレンジ"だけに、やっぱり大阪名物・粉モンとの相性は抜群!アツアツのたこ焼きを頬張って、冷えた『泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021』を味わう…。文字通り至福の瞬間です。ちなみに4代目・高井利洋社長のおすすめは、枝豆とのペアリング。「塩味とワインってすごく大事やねん。枝豆って、塩いつ入れるかも重要やねんな、茹でる時も入れるけど、最後もポーンと入れて、それが沁みてくるのを待って喰うねん。その香りと塩味と、ワインとの組み合わせ、最高やで!(高井利洋さん)」。
ワイナリーを代表する名品『たこシャン』と、限定醸造ワイン『泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021』を比べて味わうのも楽しい!
『カタシモワイナリー』を代表する人気銘柄に、『たこシャン』があります。こちらも自社のデラウェアを100%使用して、本格的な瓶内二次発酵のスパークリングに取り組んだ逸品。その名の通り、たこ焼きにあうワインを、というコンセプトで造られたものです。今回のwa-syu限定醸造『泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021』は、この『たこシャン』の、いわば高級版のような感覚でも楽しめる味わい。粉モンを用意して、両方の違いを比較してみるのも楽しい飲み方です。
※左から3番目の画像はイメージです。2020ヴィンテージは完売しました。現在の取り扱いは、2021ヴィンテージです。
写真左から:
【wa-syu限定】泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021/4,400yen(税込)
たこシャン マグナム 2018[1500ml]/8,250yen(税込)
たこシャン 2020/SOLD OUT
ジュングループのビストロでも楽しめる!カタシモワイナリー『泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021』。初夏のペアリング提案
大阪『カタシモワイナリー』発、縁起のいい"宝吉畑(ほうきちばたけ)"のデラウェアから造られたオレンジワイン仕立てのスパークリングワイン。人気のビストロ、新宿「SALON BUTCHER & BEER」、横浜「SALON BUTCHER & WINE」、恵比寿「SAN TROPEZ」で3つのペアリングメニューを体験!
▼「カタシモワイナリーのアイテムリスト」はこちら
カタシモワイナリー
大阪府柏原市太平寺:カタシモワインフード(株)
かつて日本一のブドウ生産量を誇った大阪で1914年から続く由緒あるワイナリー。日本酒の醸造技術を利用してワイン造りをスタートしました。戦後までは、杜氏がワインの醸造に参加していたそう。ワイン造りでこだわっていることは、健康なブドウを育てることと、蔵内の衛生管理を大切にすること。通常、ワイン用ブドウは30年前後で更新しますが、古い木を大切に、できるだけ長く生きてもらえるように手入れをしており、100年を超える木も健在。日本のワイナリーには珍しい、ブドウの絞りかすを使った「ジャパニーズブランデー」をいち早く取り入れたり、たこ焼きに合うスパークリングワイン「たこシャン」をリリースしたりと、老舗だからこそできる新しい試みが注目されています。ワイナリー敷地内では、国の指定文化財に指定されている貯蔵庫や、柏原市指定有形民俗文化財に指定されているワイン造りの歴史ともいえる明治~大正時代の醸造器具を見学することができます。
▼「カタシモワイナリーのアイテムリスト」はこちら
wa-syu限定!
ここでしか手に入らない、特別な日本ワイン
人気ワイナリーからピックアップした、wa-syu限定販売の日本ワイン。アーティストとのコラボレーションや限定醸造など、こだわりが凝縮された銘柄に注目!
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