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初コラボレーションは珍しいみかんのお酒!大三島みんなのワイナリー×wa-syu『島みかん ブラッドオレンジ スパークリング 2022』

愛媛・大三島でとれた柑橘をお酒にした人気シリーズ"島みかん"から、『wa-syu』とコラボレーションした新作のフルーツワイン『島みかん ブラッドオレンジ スパークリング 2022』が登場!

『大三島みんなのワイナリー』の醸造家・川田佑輔さんに、特別インタビュー。今回のコラボレーションは、珍しいブラッドオレンジのお酒!

『大三島みんなのワイナリー』は、瀬戸内海に浮かぶ愛媛県の島、大三島に位置するワイナリー。瀬戸内の豊かな自然と心地よい風に育まれた果実を使い、お酒を造っています。ブドウを使ったワインはもちろんのこと、島内で多く栽培されている柑橘をつかったお酒は、その美味しさと珍しさで大人気となっています。今回、wa-syuとのコラボレーションワインを発売するにあたり、栽培・醸造責任者の川田佑輔(かわたゆうすけ)さんにお話をお伺いしました。

【大三島みんなのワイナリー×wa-syu】島みかん ブラッドオレンジ スパークリング 2022/4,400yen(税込)

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wa-syu:今回は『大三島みんなのワイナリー』と『wa-syu』との初コラボレーションということなのですが、醸造を担当なさっている川田さんからブラッドオレンジを使ったお酒を提案いただいて、驚きました!
川田佑輔さん(以下、川田敬称略):今回はコラボレーションということで、何か特別なものを、といろいろ考えました。『島みかん』という商品は、島でとれたいろいろな品種のみかんを使った柑橘のお酒のシリーズなのですが、その中で何か面白い物ができないかなと。そんな中、毎年農家さんから少しだけ入ってくる、ブラッドオレンジを使用しようと思ったのです。
wa-syu:大三島の中で、ブラッドオレンジも栽培されているのですね!
川田:島では、主にタロッコ種と、モロ種というブラッドオレンジを作っているのですが、収穫量が毎年非常に少ないんです。よくよく調べてみると、収穫する前に自然に地面に落っこちてしまうもの(生理落果)が多い品種なんだそうです。中身は全然問題ないのですが、どうしても廃棄してしまう割合が多い。でも私たちは、そういった生食では商品にならない、本来ならば捨ててしまう果実を活用することができる。そうした環境負荷が少ない、SDGs(持続可能な開発目標/Sustainable Development Goals)を実践したお酒を今回のコラボでは提案しました。

【大三島みんなのワイナリー×wa-syu】島みかん ブラッドオレンジ スパークリング 2022/4,400yen(税込)

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ブラッドオレンジにも品種がある! 大三島産のタロッコ種、モロ種を使用。

wa-syu:タロッコやモロって、あんまり聞き慣れない品種なのですが…。どんな特徴があるのでしょうか?
川田:両方ともブラッドオレンジの品種なのですが、モロというほうが色が濃く、いわゆるブラッドオレンジというイメージのものです。タロッコのほうは、もうちょっと差し色のように赤が混ざって、普通の柑橘に近いような色なんです。
wa-syu:お酒になっても、こんなに綺麗に色が出るんですね!
川田:そうですね。やはりいつものみかんを使った「島みかん」と比べるとけっこう赤かったので、こんなに色が出るんだっていうのは、最初ちょっとびっくりしたくらいです。今回のコラボでは、より味わい深さを出すために、タロッコやモロのほか、伊予柑の果汁を使ったワインもブレンドしています。

【大三島みんなのワイナリー×wa-syu】島みかん ブラッドオレンジ スパークリング 2022/4,400yen(税込)

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野生酵母由来の発酵でナチュラルな造り。亜硫酸塩(SO2)も使わずに瓶内二次発酵。

wa-syu:柑橘をどのようにしてお酒にするのでしょうか?
川田:普通のみかんジュースって、みかんの実にストローみたいなものを刺して、中の果汁だけ抜くっていう機械を使っているものが多いんです。でもウチにはそんな機械はないので、普通のプレス機に入れて押しつぶすような形で、皮ごと絞る方法をとっています。そうすることで、ワインになったときに香りや華やかさが感じられるようになるのです。実は柑橘って皮にすごく香りがあったり、香ばしい苦みもあるので、その良さがワインのアクセントになるんですね。そうして得た果汁に、野生酵母発酵させた島みかんを少し加えて発酵させたのち、瓶内二次発酵の発泡酒に仕立てています。瓶内二次発酵させるときにも、柑橘のジュースを加えて発酵させています。亜硫酸塩も添加していません。
wa-syu:他の『島みかん』シリーズもすごく美味しいのですが、今回のブラッドオレンジを使ったものは、味わいは違うのでしょうか?
川田:いま私たちが主に使っているのは、温州みかんと、伊予柑と、大三島ネーブルっていう3種類の柑橘なんです。温州みかんは非常にスタンダードというか、癖もなく飲みやすい。伊予柑は、香りがすごい強くて苦味もしっかりしていて、どっちかというと、個性に振り切ったっていう感じがあるんですけれど(笑)。ブラッドオレンジの方は、温州みかんと伊予柑の間ぐらいという感じで、香りや苦みが強すぎず、酸味も適度にある。ジューシーで飲みやすいと思います。

【大三島みんなのワイナリー×wa-syu】島みかん ブラッドオレンジ スパークリング 2022/4,400yen(税込)

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おすすめは生春巻きや中華。レモンを搾るような料理にも。

wa-syu:このブラッドオレンジは、おすすめのペアリングなどはありますか。
川田:けっこう苦味と酸味があって、柑橘の華やかな香りもあったりするので、中華とかエスニックもいいと思います。チリソースを使った生春巻きとか…。他にはサラダとかお野菜とか、レモンを搾るようなお料理だと、非常に相性がいいかなと思います。
wa-syu:私たちも、中華を合わせたいなと思いました! 柑橘のお酒は最近、日本国内にも少しずつ登場してきているようですが、これだけさまざまな品種の柑橘のお酒を、ナチュラルな造りで積極的に造っているところは他にないのでは? 『大三島みんなのワイナリー』さんは先駆けだと思うのですが、どういった発想からスタートしたのでしょうか。

【大三島みんなのワイナリー×wa-syu】島みかん ブラッドオレンジ スパークリング 2022/4,400yen(税込)

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川田:みかんのお酒は、うちの醸造所が出来上がった2019年から造っているのですが、島に住んでいますとこれだけ柑橘が周りにある環境なので、「これを使ってお酒ができないかな?」って自然に考えちゃうんです。また、冬場にシードルを造ろうと思っていたのですが、島だとリンゴが手に入らないというのもあって、豊富な柑橘を使おうという発想に至りましたね。やはりまだ新しいジャンルだったので、最初は「みかんのお酒を何と呼ぶか」ということから検討しなければならなかったですね。オレンジワインとは違いますし、ハードサイダーというのもちょっとわかりにくいですし、ジュースと勘違いされても困りますし…。でも最近はこの『島みかん』という名称で、ずいぶん皆さんに認知が広まってきているなとも感じます。
wa-syu:この『島みかん』は、瓶の中で熟成が進むのでしょうか?
川田:味わいはけっこう変わってきますよ。酸味が強かったものが落ち着いてきたり、柑橘の香りがだんだんと、厚みのある香りに変わっていくっていうものもあります。そういった熟成の面白さっていうのも楽しめるお酒です。

【大三島みんなのワイナリー×wa-syu】島みかん ブラッドオレンジ スパークリング 2022/4,400yen(税込)

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世界的なデザイナー、原研哉さんがデザインしたラベルを『wa-syu』コラボレーションバージョンに!

wa-syu:今回のコラボワインは、ラベルにもこだわっているんですよね。
川田:『島みかん』のラベルのベースは、『大三島みんなのワイナリー』の代表である、建築家の伊東豊雄(いとうとよお)とのつながりから、日本を代表するデザイナーである原研哉(はらけんや)さんにデザインしていただいています。今回のブラッドオレンジのお酒は、色みをこのワインに合わせて調整。あとは『wa-syu』のロゴを追加したコラボバージョンです。
wa-syu:ちょうどこの『wa-syu』カラーのグリーンと、ブラッドオレンジのカラーが合っていて、すごくキレイです。最後に、ユーザーの皆さんにメッセージをお願いいたします。
川田:私たちが醸造しながら思い浮かべるのは、島の海辺で、海風を受けながら飲むお酒のイメージです。バーベキューやキャンプをしながら飲むのもいいですし…。島の海や風の雰囲気を、『島みかん』を通じて感じていただけたら嬉しいですね!

【大三島みんなのワイナリー×wa-syu】島みかん ブラッドオレンジ スパークリング 2022/4,400yen(税込)

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wa-syuがセレクトする、『大三島みんなのワイナリー』。瀬戸内の島と海が織りなす美しい風景に想いを馳せながら、ワインを堪能してみては?

wa-syuでは、温州みかんや伊予柑を使った『島みかん』シリーズのほか、イチゴの果実酒も入荷。もちろんブドウを使った日本ワインも大人気で、『島で醸す』などの人気シリーズも取り扱っています。

2021 島みかん HANAZAWA NATURE 温州スパークリング[375ml]/1,650yen(税込)
【wa-syu限定】島みかん3種飲み比べセット/5,280yen(税込)
【大三島みんなのワイナリー×wa-syu】島みかん ブラッドオレンジ スパークリング 2022/4,400yen(税込)
島いちご 2022 スパークリング[375ml]/2,310yen(税込)
島で醸す 2022 デラウェア オレンジ/3,850yen(税込)

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醸造家の肖像。愛媛・大三島みんなのワイナリー、川田佑輔さんが語る、ワインとのつながり

『大三島みんなのワイナリー』で栽培と醸造を手がける醸造家・川田佑輔(かわたゆうすけ)さんにインタビュー。「名前のとおり、みんなの力が集結した手作りのワイナリー。大三島の雰囲気をワインで発信してゆきたい」。瀬戸内海に浮かぶ島、大三島での暮らしも聞きました。

シリーズ・日本ワインが生まれるところ。愛媛『大三島みんなのワイナリー』にインタビュー!

日本ワインは人とブドウのストーリーから生まれます。ますます日本ワインが好きになる、そんな素敵なワイナリーを、wa-syuが独自取材で紹介。Vol.5は、愛媛県今治市大三島町の『大三島みんなのワイナリー』。

PROFILE
川田佑輔(かわたゆうすけ)/大三島みんなのワイナリー栽培・醸造責任者

1985年生まれ、静岡県出身。ワイン好きが高じてレストランサービスの仕事に就き、ソムリエ資格を取得後、ワイン醸造の魅力に魅かれ、日本唯一のワイン専門機関であるワイン科学研究センターを持つ山梨大学へ進学。在学中には、ワインのコルク臭の原因と改善策についての研究や、非ブドウ栽培適地におけるブドウ栽培について研究する傍ら、日本各地のワイナリー研修に参加。その後、大三島に移住し、2015年に建築家・伊東豊雄(いとうとよお)氏が代表を務める株式会社大三島みんなのワイナリーを有志の協力のもと創立。現在は大三島みんなのワイナリーにて栽培・醸造をおこなう。

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大三島みんなのワイナリー
愛媛県今治市大三島町宮浦:(株)大三島みんなのワイナリー

大三島みんなのワイナリーは、島の魅力を表現する方法のひとつとして2015年11月に設立。えひめ産業振興財団地域密着型ビジネスにも認定されました。ワイナリー代表は、建築家の伊東豊雄(いとうとよお)氏。栽培醸造責任者の川田佑輔(かわたゆうすけ)氏を中心に、2015年に耕作放棄地を開墾しシャルドネ・ヴィオニエを、翌年にはマスカット・ベーリーAを植樹。2017年に大三島産醸造用ブドウを初収穫し、委託製造によるワイン製造をスタート。2019年秋、大三島に自社の醸造所が完成し、今では栽培から醸造までを一貫して島内でおこなっています。大三島を象ったロゴは、日本を代表する著名なグラフィックデザイナー、原研哉(はらけんや)氏がデザイン。

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SAN TROPEZの秋メニューと味わう!
wa-syu限定ワイン

ジュングループが運営する、東京・恵比寿のビストロ・カフェ『SAN TROPEZ(サントロペ)』の秋メニューをwa-syu限定ワインと美味しく味わう!ソムリエの資格も持つシェフが考案したペアリング体験をぜひお店で。

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