際立つ、個性と感性。女性醸造家が造る日本ワイン。

まだまだ、女性醸造家の手によるワインは数少ない存在。その感性が創り出す新しい個性と美味しさを、ぜひ味わって、応援してみませんか?

造り手の個性に共感。日本ワインの新しい風を感じて。

さまざまな造り手が、切磋琢磨している日本ワインの世界。今や女性・男性と区別するのも意味をなさないほど、数多くの個性が、競い合うように素晴らしいワインを生み出しています。とはいえ、まだまだ女性醸造家の手によるワインは数少ない存在。日本ワインを楽しむストーリーのひとつとして、その感性が創り出す新しい個性と美味しさを、味わってみませんか?

写真左から:
たこシャン 2020/2,970yen(税込)
バルベーラ/4月中旬発売予定
ピノノワール 2019/17,600yen(税込)
山形県高畠町デラウェア 2021/2,640yen(税込)

大阪の由緒ある、老舗にして都市型の魅力にあふれたワイナリー『カタシモワイナリー』(大阪)。

かつて日本一のブドウ生産量を誇った大阪で、1914年(大正3年)から続く由緒あるワイナリー。大正時代に建てられたワイン貯蔵庫は、国の登録有形文化財に指定されています。明治初期にブドウ畑を開拓しはじめ、日本酒の醸造技術を利用してワイン造りをスタートさせたため、戦後までは杜氏がワインの醸造に参加していたそう。"樹齢が高くなると、ブドウが土地に馴染んでくる"という信念のもと、通常30年前後で更新されるワイン用ブドウの木も、できるだけ長く生きてもらえるように大切に手入れをしています。そのため100年を超える古木も健在。現在は自社農園では除草剤を使用せず減農薬に取り組み、可能な限り有機肥料を使用した栽培をおこなっています。

写真左から:
自社畑 宮ノ下 スパークリング デラウェア(箱入り)/3,960yen(税込)
合名山 メルロ/3,960yen(税込)
合名山 シャルドネ 木樽熟成/3,960 yen(税込)
たこシャン マグナム[1500ml]/6,600yen(税込)

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『カタシモワイナリー』5代目を継ぐのは高井麻記子氏。「グラッパ」「たこシャン」などの新しい完成が光る!

醸造も担当している高井麻記子(たかいまきこ)氏は5代目で、創業当時より変わらぬワイン造りの精神である「日本人の味覚に合う上質のワインを造りたい。」を原点に、伝統を守りつつさまざまな新しい取り組みも続けています。また大阪市内からのアクセスも良く、気軽に楽しめる都市型ワイナリーとしても貴重な存在です。ワイン造りでこだわっていることは、健康なブドウを育てることと、蔵内の衛生管理を大切にすること。日本のワイナリーには珍しい「グラッパ」をいち早く取り入れたり、たこ焼きに合うスパークリングワイン「たこシャン」をリリースしたりと、老舗だからこそできる新しい試みが注目されています。

下町で愛されている、ちいさな都市型ワイナリー『BookRoad ~葡蔵人~』(東京)。

N.Y.やロンドンなど、世界の大都市でも話題となっている都市型のワイナリー。日本でも東京23区内や大阪市内など、利便性の高い場所でワイン造りを始めるワイナリーが登場してきています。『BookRoad(ブックロード) 〜葡蔵人〜』は、東京都台東区・上野御徒町にほど近い、下町情緒あふれるエリアに位置している、都市型ワイナリーの代表格。ワイナリーの店頭での販売をおこなっており、オープンを待ってワインを買いに並ぶ人や、試飲に訪れる人などで賑わっています。10坪ほどのビルを利用しており、消費者や飲食店などからは、直接ワイナリーや造り手とのコミュニケーションが可能だということもあり、高い信頼を得ています。

写真左から2番目:
コンコード/2,750yen(税込)

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『BookRoad ~葡蔵人~』を切り盛りする須合美智子氏。ブドウの運搬からラベル貼りまでを手作業で!

2017年設立、醸造を担当するのは須合美智子(すごうみちこ)氏。ワイナリーは都心に位置しながらも、山梨県・長野県の契約農家や、茨城県にある自社農園から収穫したての新鮮なブドウを運び、すぐに醸造に入るなどで工夫を重ね、ヒット作を次々にリリースしています。「葡萄と蔵と人が目に見えない道で繋がり、共に繁栄するという願いを込めて。ワインをより身近に感じ、ワインが繋ぐ縁を大切にしたい…。その想いから、ワイン造りをスタートしました(須合氏)」。ブドウの収穫の手伝いから車での運搬、醸造やラベル貼りまですべてを手作業でこなしています。食材やイメージなど、そのワインのペアリングをデザインに落とし込んだラベルが特徴です。

ブドウ栽培家と醸造家の才が結実。話題のワイナリー『Kisvin Winery』のプレミアムな味わいを(山梨)。

『Kisvin (キスヴィン)』とは、「ブドウにキスを」という意味で作られた遊び心たっぷりの造語。もともと山梨県甲州市塩山のブドウ農家の3代目で、現代表取締役・荻原康弘(おぎはらやすひろ)氏が家業を継ぎ葡萄栽培を始めたのち、2002年頃よりワイン用ブドウ栽培に着目。高品質な醸造用ブドウの栽培に取り組み始めました。2008年には『シャトー酒折』に向けてワイン用ブドウを販売し始めたほか、同ワイナリーより""Kisvin Koshu 2008""を発売。その後自社醸造施設を建設して、2013年より『Kisvin Winery(キスヴィンワイナリー)』としてワイン醸造を開始しました。塩山および勝沼地区にある栽培面積5ヘクタールの圃場で、光合成、植物ホルモン、樹体流、根域/葉面積バランスの保持等を探求。植物生理学に基づいた栽培管理法のもと、ブドウの育成をしています。また科学的な見地に立ち、土壌分析装置での細かい分析をもとに土壌、施肥管理をおこない、草生栽培(土の耕起をおこなわない栽培方法)による圃場管理を実施しています。キスヴィン甲州はANA国際線ファーストクラス、機内搭載ワインに採用されるなど国際的な評価も高まり、入手困難な銘柄も多くなっています。

写真左から:
ピノノワール 2019/17,600yen(税込)
シャルドネレゼルヴ 2020/17,050yen(税込)

※画像はイメージです。2017ヴィンテージは完売しました。

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海外で研鑽を積み、『Kisvin Winery』へ。醸造家・齋藤まゆ氏と、至高のブドウが最強タッグ!

『Kisvin Winery』の醸造責任者は斎藤まゆ(さいとうまゆ)氏。数々の受賞ワインを造り出し、その活躍はテレビのドキュメンタリー番組でも取り上げられるほどです。カリフォルニア州立大学でワイン醸造学科を卒業したのち、同校ワイナリーの醸造アシスタントに抜擢され、現地学生の指導にあたっていました。その後は仏・ブルゴーニュなどで研鑽を積み、平成25年からはブドウ栽培家・荻原康弘氏とタッグを組んで『Kisvin Winery』の醸造責任者として活躍。「高品質のブドウが出来さえすれば、醸造とはシンプルかつ平易なものである」という考えのもと、日常的に畑へ出向き、スタッフと連携しつつ栽培管理に加わっています。特に収穫時期には果実の成分分析を細かく実施、ブドウの適熟期に収穫をおこなうことを第一としています。古きに倣い、各国で培った経験を生かし、かつ日々発展する技術や醸造法も取り入れて研鑽を積み続けています。

東京の農業をもっと元気にしたい! 都内で初めて生まれた都市型ワイナリー『東京ワイナリー』(東京)。

"東京都・練馬区大泉学園で、東京初となるワイナリーとして設立された、その名も『東京ワイナリー』。小さなスペースで醸造から販売までをおこない、手造り感にこだわったワイン造りを続けています。また、東京の農業をもっと元気にしたい!と、東京の野菜とワインを組み合わせた食の提案もしています。都心の人たちが気軽に訪れて、ワインの醸造を見ることができたり、東京の野菜との食べ合わせを楽しんだりすることもでき、"美味しいワインで楽しいひとときを提供できる"ワイナリーを目指しています。

写真左から:
山形県高畠町デラウェア醸し ペティアン 2021/2,640yen(税込)
山形県高畠町デラウェア 2021/2,640yen(税込)
山形県高畠町デラウェア醸し 2020/SOLD OUT

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小さな都市型『東京ワイナリー』の醸造人は越後屋美和氏。東京産のブドウを使ったワインを造るプロジェクトも主宰

代表・醸造担当の越後屋美和(えちごやみわ)氏は、北海道や山形県などのブドウを使った味わい深い銘柄や、シードルなどを造っています。また『東京ワイナリー』が位置する練馬区大泉学園町の近くで6つの畑を手入れしながら、地域のブドウを育ててワインを造る「ねりまワインプロジェクト」の活動や、醸造の際に生まれた澱でハンドソープを造るなど、ユニークな活動も続けています。「以前野菜の仲卸で働いていた時、東京の農家さんと出会い、東京にもこんなに農地があって、こんなに美味しい野菜や果物を作っている農家さんがいるんだと知って以来、この東京の農産物を広めるような活動をしたいと考えて、ワイナリーを設立しました。東京のブドウを使って作るワインを東京の野菜と組み合わせて食す、都産都消やフードマイレージから見てもとてもシンプルな考え方です。東京の人にこそ、東京の食材を知って、食べて、楽しんでもらいたい!と考えています(越後屋氏・HPより)」。

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